noma kyoto@京都で念願のnoma初体験

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人生のやりたい事リストの1つにnoma@Copenhagenに行くというのを密かに掲げていたんですが、まさかの閉店情報。

世界一のレストラン「ノーマ閉店」が与えた衝撃

いや、まじかー。
今年、デンマークにいくのはなかなか厳しそう。
ただ、閉店する理由がかっこいい。

やはり、行きたいお店は早く行かないと閉まってしまったりしますね。
それがコロナで加速した感もあり。

「推しは推せる時に推せ」的な。

と、上のニュースを見て、がっかりしていたんですが、3日後にAMEXからメルマガが届く。

なんやて工藤。

これはもう行くしかないってことで、予約当日の時間に画面を連打しました。

そして当日。。

インスタで見た暖簾?や。

席に通され、着座。
今回4人席でいわゆる相席スタイル。
高尚なご夫婦と一緒させていただきます。

着席してウェルカムドリンク的にお茶とスパークリングワインをいただきます。

懐石料理にインスピーションされた1皿目というか5皿がセットの前菜的なもの。
さっそくどこをどう食べればいいのかわからない問題。
手前から時計回りに詳細をば。

実際食べる順番も時計回りでってことでした。

目次

湯葉と行者ニンニク

葉っぱたち。
ノビルとかナズナとか、そこに行者にんにくが加わる。
さらにその下に湯葉があって、なんか旨いやつが包まってる。

なんやねんそれ、と言われそうだけど、1口目からかなり旨い。なんかわかんないけどとにかく旨い。

麦麹と赤しょうが

どっちもお初にお目にかかります。

上に乗ってるのが赤しょうがだと思われます。
その下に醤油味の麦麹が板状であって、一口でいただくスタイル。

柑橘系の皮が振りかけられていて、爽やか。うまい。なにこれ。

トマトの花

花って食べられるんですね。

ドライトマトとハスカップ、バラを一緒に食べます。
カシスの味もしてうまい。

トマトの旨味、ハスカップ、バラの香りが口の中に広がってくる。

桜の葉

柏餅とか桜餅でも葉っぱは食べない派なんですが(葉と派でややこしい)葉っぱ単体で提供されました。

裏に黒にんにくのペーストが塗ってあるらしい。

開いてみたところ。
桜とにんにく香りで昇天するとは思わなかった。

ポーレンのジェル

トマトのゼリーにミツバチの花粉、ハイビスカスの粉末が乗っているらしい。

こちらもトマトの旨味が濃縮されているところに、花粉とハイビスカスの香りがドンとくる。うまい。

海藻のしゃぶしゃぶ

ペアリングなので、お酒も。
軽い感じのビール。

お次は海藻のしゃぶしゃぶ。

トリッキーすぎる笑

海藻たち。
昆布、とさかのり、赤海苔、小夏を皮ごとしゃぶしゃぶ。

こちらの出汁にくぐらせたあと、

こちらのあまどころという植物で作ったタレでいただく。
ほとんどポン酢みたいな感じでビックリ。

昆布をくぐらせたところ。

色がガラッと変わって見た目も楽しい。鮮やか。

甲いかとウイスキーヴィネガー

またしてもどこをどう食うねん問題。

正解はこうやって、すくう感じでした。

動画だとこんな感じ↓

氷の上に紋甲イカの刺し身にバラ、桜の塩漬けのパウダーと柑橘系のジュレがかかっている模様。

無類のイカ好きもこれはイカとは思わなかった。。
ただ、これも文句なく旨い。

タケノコとヤリイカの出汁

タケノコの薄切りに謎の透明スープ。

鰹節ならぬ、とうもろこし節の出汁でタケノコを煮て、ヤリイカと昆布の出汁にジャスミンの香りを入れてあるらしい。

なんじゃこれ、スーパー旨い。
正直、今日イチの旨さ。

タケノコと甘みとイカの旨味、ジャスミンの香りが完璧に調和している。
ホントに瞬殺で飲み干しそうになってしまった。

メカジキと昆布

メカジキのいわゆる大トロの部分にバターと昆布のソースを添えたもの。

ここに来て、はじめてパンチのある料理。
昆布バターのソースがうますぎる。

お刺身もこうすると、全くの別世界になりますね。
最高すぎるので、どうにかしてソース再現したいな。。

お豆腐と生アーモンド

なんとも鮮やかな心華やぐ一品。

豆乳から作ってる豆腐に山形産の生のアーモンドを薄切りが乗せられたもの。
普通の豆腐よりも柔らかくフワフワしてる感じ。

生のアーモンドってのも初めて食べたけど、こちらも香りが素晴らしい。

キンキ

キンキに自家製味噌と卵黄を使ったソースがかかっているもの。
ちょっとクドいやつかなと思いきや、魚の脂身の旨さがこれでもかと押し寄せるイメージ。

日本の焼き魚とは全く違うアプローチな感じ。なるほどなーとなった。

蓮根ステーキ

蓮根をタレを塗りながら焼いたものに、しじみの出汁を濃縮したバターソースでいただく。

蓮根の歯ざわりがシャクっとした感じもなく、ホクホクした感じでもなく、
なんとなくモコっとした感じの食感(自分でも何を言ってるのかわからない)

ものすごく食べごたえがある蓮根。

山菜

寺田本家というところの発酵感強めのお酒と合わせるのは

山菜!

どストレートな山の幸。春。

菜の花、こごみ、行者にんにく、うど、タラの芽などなどが焼かれたものに
こちらを伊勢海老の味噌を使ったバターソースでいただく。

伊勢海老の味噌とバターの濃厚さが不思議に山菜の旨味を引き出している感じがする。多分。
と御託を並べてみたものの、普通に旨い。

伊勢海老

今度はワインをあわせる。

クロダ・デーション・ピノ・ノワール

ドメーヌ タカヒコ (Takahiko Soga)(@DomaineTakahiko)さん / Twitter

こちらな模様。
単体でもめちゃうま。

伊勢海老を薔薇とかんずりのオイルで焼いているらしい。

すだちでいただきます。
火が入ってるか入ってないかのギリギリのところの食感。
伊勢海老の甘みと旨味、燻製のような香りがする。とにかくうまい。

緑米と薔薇

Image.jpeg

緑米という古代のお米を炊いたものに、バラの花びらとローズオイルをあわせたもの。

めちゃくちゃ華やか。
緑米というだけあって、モチっとした食感に良い意味で草の香り。
バラの花びらもそのままいただくので、香りがより巧妙な感じになる。

おかわりも頂いてしまった。

柚子ソルベと貴醸酒

まるで貝のしじみですが、生クリームとゆずのソルベを冷やしてしじみの形にしたもの。

ゆずの香りが爽やかに、クリームが更にそれを際立たせて、一瞬で口の中で消える。
ここまでで割とお腹いっぱい感はあるものの、ラストスパートの刺激をもらう。

苺の餅、スイートポテト、カニステル

苺の餅とスイートポテト。

苺のあまおうをドライストロベリー化させて、間にサフラン、カルダモンのキャラメル、求肥を挟んだもの。

求肥好きたまらん。サフランとカルダモンの香りが2段階くらい上のステージに引き上げますね。

スイートポテトは焼き芋をイメージしていて、ピュレ状にしたものを
クリームの白いやつにつけて食べる。

さつまいもなんだけど、さつまいもじゃない、でもさつまいもみたいな。
語彙と知識がなさすぎて、もう甘くて旨いしか言えない。。

カニステル。

謎の食べ物。

別名エッグフルーツ。
かぼちゃのような甘み。うまい。

コーヒーと何故かウイスキーのストレートを飲んで〆。

正直、説明受けつつメモったものの、知らない食材や写真撮りつつだったりしたので、
内容は不完全で、且つ間違ってるものもあると思います。

ただ、とにかく前提として「美味しい」があり、驚きがどのお皿にもありました。
また、デンマークの本店とは異なり、京都リスペクトというか日本リスペクトというか
日本の食材を使うにあたって、日本の食材はもとより、日本そのものを日本人よりも勉強しているなと。

世界最高峰を体験できて、各方面に感謝。

今回のメニュー↓

お土産(おまけ)

帰りにお土産もいただくサプライズがありました。

また、ポップアップ店での展開があれば、また予約ボタンを連打したい。

知識と語彙のアップデートもしていかないと。

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この記事を書いた人

旅とグルメ系のこと多めです

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