金沢DAY3のディナーへ。
DAY2で飲みすぎてしまったため、日中は二日酔いで死んでしまうという体たらく。とは言えしゃーなしなので、しっかり日中に回復させて夜に挑みます。



やってきたのはこちら。鮨生成りさん。まだ今年オープンしたばかりですが、風格漂う外観。聞くところによると築92年の建物を改装したそうな。
地理的にもあまり飲食店がない立地です。


一斉スタートではないので、到着したときには他のお客さんは既に呑っています。
カニの箸置きかわいい。















メニュー

まずはビールから。何種類かあって、おまかせしたら、まさかの黒ビールスタート。黒ビール久しぶりに飲んだけど、なかなか乙なもんですね。
牡蠣とたらの白子の蓮根のはす蒸し



いきなり情報量が多い一品。

今日のネタを見せていただく。この辺は今風のお店かも。
のどぐろと馬糞雲丹の手巻き


いきなりのスペシャリテ。塩でいただく。

普通のビールも飲みたいってことで、ハートランド発注。
ズワイガニと菊芋の真薯


ちと撮るのミスった感がありますが、奥にズワイガニと菊芋の真薯、手前が源助大根、上に金時人参が添えてあります。
カニの風味そのままに、菊芋のねとっとした食感がたまらんすね。

早くもビールなくなったので、日本酒に移行。
手取川あらばしり大吟醸生酒。
迷い鰹

戻り鰹はもちろん知っていますが、迷い鰹なるものがあるとは。
冬の日本海で水揚げされるレアな鰹らしい。脂のってて甘い。うまし。
里芋とズワイガニの冷製


カニと能登もずくをつかったサラダ
出汁のジュレともずくを里芋にかけたもの。もずくは食感がしっかりしていて、カニに風味とも合う。里芋のうまさは、おととい再認識しているので、これまた出てきて嬉しい。


日本酒も変更。
神泉たれくちしぼりたて
香箱ガニと雲丹ご飯





香箱ガニに出汁のジュレがかかったものと、雲丹のごはん。
はじめてに香箱ガニ単体を半分くらい食べて、そこに雲丹ご飯を投入して、混ぜていただく2段構えの一品。
もちろんこうなる。
アオリイカ

ここから、握りゾーンへ。
まずはアオリイカから、仕事がしてあるので、イカの風味、甘みそのままに柔らかく頂ける。
黒ムツ

黒ムツの握り。
白身の中の濃厚な旨味。
クエ

クエ。高級魚連発。
弾力がすごい。
漬けマグロ

漬けマグロはマスタードを乗せて。
わさび→マスタードでちょっと洋風になっておもしろい。
トロ

まぐろ連チャン。
お鮨食べてるな感。
だし巻き卵

箸休め的にだし巻き卵。芹と里芋が入っていて、香りと食感がおもしろい。
しいたけ

さらにしいたけの握り。
野菜の握りを出すところは多いかもですが、実ははじめて。さっぱりいけてよいですね。
バイ貝

こちらも金沢にきてからはだいぶおなじみになった、バイ貝。
貝好きにはたまらん食感。味も深い。


ここでちょっと気になった、蔵ハイの高知ゆず&山椒を注文。
山椒のジンが昔好きでよく飲んでたけど、そこまで山椒感は強くなく、ゆずの香りの方が強めかも。
1本、家にあると便利かも。
いくら

ツートンカラーのいくら
ボイルしたものと生のものを混ぜて軍艦にしてある。それぞれで食感が異なるのでリズムが変わっておもしろい。

マグロも撮らせてもらいました。
ボタンエビ

ボタンエビ2種。
醤油と塩で。塩の方がより甘みが引き立つかも。うま。
雲丹

そして再度雲丹の手巻き。
手巻きというか、握らずというか。
シンプルにうまい。
赤だし

魚と野菜の出汁とつみれ
つみれは魚の切れ端を使ったもの。滋味深い。
トロ炙り柚子胡椒

トロの炙りに柚子胡椒を乗せて。
炙りの香ばしさとわさびとは違う柚子胡椒の辛味と塩味の調和。
うなきゅう手巻き

最後も贅沢にうなきゅうの手巻きでしめ。
自家製ジェラート

と思いきや、デザートもありました。
りんごと洋梨を使った自家製ジェラート。ねっとりとした食感の中にりんごと洋梨の爽やかさを楽しめる。
金沢でははじめてのお寿司屋さんでしたが、地のものもありながら、贅沢な部分もありながらで、かなり楽しめました。
新店ということで、まだ予約も取りやすそうなので、今は狙い目かも。
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